判例紹介
判例のご紹介です。(クリックすると詳細画面が出ます。)
契約・その他
1.マンション建築業者が分譲業者から販売を受けた顧客に対して建物留置権を行使できないとされた 事 例
2.未払賃料債権の敷金充当が抵当権に基づく賃料債権差押(物上代位)に優先するとした事例
3.信用組合との間で包括連帯根保証契約を終結した保証人の責任の範囲が信義則上制限された事 例
(東京高裁平成 14.1.23判決)
4.一般債権者の転付命令が抵当権者の物上代位による差押に優先するとされた事例
(最高裁平成14.3.12判決)
5.住宅建築請負業者の斡旋した「つなぎ融資」流用の事実を知っていたノンバンクの一般顧客に対す る 融資契約を無効とした事例
6.抵当権に基づく物上代位権の行使としてされた債権差押命令に対しては、第三債務者は被差押債 権 の不存在を理由として 執行抗告をすることができないとした事例
7.無能力者の妻の消費賃貸契約代行の不法行為性
8.建設共同企業体の代表者でない構成員から建設工事の下請をした場合について、建設共同企業体 及 び各構成員の下請 工事請負代金の支払義務が肯定された事例
9.契約当事者でない金融機関その他第三者の顧客に対する説明義務の有無
(最高裁平成15.11.7判決)
10.消費者契約法による無効条項に基づく受講契約の無効(東京地裁平成15.11.10判決)
11.金融商品販売における証券会社の説明義務(最高裁15.4.9判決)
12.銀行の印影平面照合のみに基づく払戻免責の否定(最高裁15.9.26判決)
13.20年間の土地時効取得後に登記を具備せず登場した第三者に対し、時効の起算点をその登場後 に ずらして 10年経過した 後更に時効取得を主張することの禁止(最高裁平成15.10.31判決)
14.建築士の一般顧客その他第三者に対する厳格な配慮義務(最高裁平成15.11.14判決)
15.現金自動預金機による払戻しに関しては、銀行約款上の明示がない限り免責は否定されるとした事 例(最高裁平成15.4.8判決)
16.建設予定店舗の賃貸借予約の具体性と債権不履行の成否(東京地裁15.9.26判決)
不法行為
1.弁護士の民事訴訟における準備書面の記載及び陳述が相手方への名誉毀損にあたるとして損害賠償 請求が容認された事例 (水戸地裁平成13.9.26判決)
2.裁判所の誤った評価による不動産競売において買受人の国家賠償請求を否定した事例
3.匿名の名誉毀損に関し「被害者の特定性」を認め賠償金300万円の支払を命じた事例
4.日照通風被害によるマンション価格下落に関し売主仲介業者建築業者の行為を全体として1個の行為 として共同不法行為 の成立を認めた事例
5.経営危機にある取締役の第三者に対する責任(大阪地裁平成15.11.4判決)
6.未成年のいじめに関する親の責任(さいたま地裁平成15.6.27判決)
7.土地崩壊の危機による宅地造成工事の差止(横浜地裁平成15.10.28判決)
8.経営権争奪目的の違法新株発行(千葉地裁平成8.8.28判決)
9.高層ビル建築によるビル風発生と損害賠償責任(大阪高裁平成15年10月28日)
無体財産
1.サブリースによる転賃借事例において賃貸人の転借人に対する建物明渡請求が信義則上否定された 事例
2.ジーンズの後ろポケット部分の弓形の刺繍につき、不正競争防止の商品表示に当たるとして、これに類 似する標章を付したジ ーンズの販売行為等の差止請求が認められた事例
3.テレビアニメーション映画の原画を作成した従業員が属する会社に原画の著作権が帰属するとした事例
4.十分な事業準備がない段階では客観的な先使用が認められず、特許権侵害を肯定した事例
5.商標の誤認混同のおそれに基づく商標出願の拒絶査定の合法性(東京高裁平成15.10.29判決)
6.裁判上の和解におけるニュース記事掲載内容が主観的意見にすぎないとして不正競争防止法の「虚偽 の事実」告知に当たらないとした事例 (東京高裁平成15.9.30判決)
医療
1.医師が適切な検査もせず誤診し適切な治療を行なわない場合の過失による損害賠償責任
2.一般開業医の転医義務(最高裁平成15.11.11判決)
3.インプラント(植立)手術における患者の主訴等に対する配慮等の厳格な注意義務
(名古屋地裁平成15.7.11判決)
4.医師の説明義務(横浜地裁平成15.9.19判決)
近隣とのトラブル
1.区分所有法マンションの使用禁止請求と受任限度論 (神戸地裁平成13.6.19判決)
親族・相続
1.遺言執行者の職務権限の範囲 (東京高裁平成13.11.9判決)
2.公正証明遺言における経験則の成否(遺言無効確認等請求事件 最高裁平成16.2.26判決)
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